患者さんの医療への期待が高度化、かつ多様化する一方で、診断装置は急速に技術的・能率的に進歩しています。
放射線科は高度先進医療を推進する上でも最も重要な部門のひとつです。 当放射線科では、患者さんへのサービスの一環として高度医療の提供・診断精度の向上だけでなく、被曝の低減及び検査時間の短縮等、「患者さんにやさしい医療」を目指し、それぞれの専門性を尊重して技能と質の向上に向け努力しております。
科長 迫 寛明(さこ ひろあき)
患者さんの医療への期待が高度化、かつ多様化する一方で、診断装置は急速に技術的・能率的に進歩しています。
放射線科は高度先進医療を推進する上でも最も重要な部門のひとつです。 当放射線科では、患者さんへのサービスの一環として高度医療の提供・診断精度の向上だけでなく、被曝の低減及び検査時間の短縮等、「患者さんにやさしい医療」を目指し、それぞれの専門性を尊重して技能と質の向上に向け努力しております。
科長 迫 寛明(さこ ひろあき)
CT
CT更新を2021年2月に行いSiemens社製 SOMATOM go..Topを導入しました。これまでハイエンドシステムの領域だった高度な検査から、肺がん検診や救急、整形領域のルーチン検査まで。日常的なCT検査のすべてを、この1台のシステムで対応するオールラウンドなCTになります。
特徴としてタブレット操作で撮影や設定、画像確認が可能なため、これまで以上にワークフローが向上し、より患者さんの近くにいながら検査する事ができるようになりました。また被曝低減として逐次近似再構成法ソフトとTin(すず)フィルターを搭載し、金属アーチファクト低減のソフトも搭載されています。更に高電流出力が可能なため低電圧撮影ができ、造影検査においてより少ない量の造影剤で行う事ができるようになりました。
循環器領域(冠動脈CTA)ではより自動化が進化し、医師へより早く画像提供ができるようになり、説明までの時間が短縮されました。
そして新しくDE画像(Dual Energy Imaging)が撮影できるようになり、ヨードマップや仮想単色X線画像、物質密度画像など取得できるようになり診断に役立っています。
MRI
MRIは平成24年2月から最新MRI装置(siemens社製 1.5テスラ)を導入しました。 従来のMRI装置と比べ、より高画質で撮影時間が短く診断治療の質の向上に役立っています。またガントリ長(トンネルの長さ)が短く設計されており、患者さんへの負担が軽減でき、よりリラックスして検査が受けられます。 MRIは、磁石と電波を使って体の様々な断面像を撮像するので、放射線による被曝はありません。また、造影剤を使用せずに血管・胆管・膵管の画像を得ることもでき、全身の検査が可能です。
マンモグラフィー
平成25年6月にマンモグラフィー撮影装置(siemens社製 乳房撮影装置)が新規導入されました。 当院のマンモグラフィー撮影装置は、最新FPD(フラットパネル)を搭載しています。これにより低被曝で解像度の高い画像を提供できるようになり、乳がんの早期発見に貢献しています。