新年明けましておめでとうございます。

昨年はまさに、病院も皆様方も新型コロナウイルスに終始した一年だったかと思います。

　現在もコロナウイルスは自己の生存のために次々と変異を繰り返しています。人類の歴史は感染症

との戦いでしたが、我々はいつの間にか感染症を克服した気になり、悪性腫瘍等の疾病の治療に重きを

置くようになってきていました。しかし、今回の世界的な新型コロナウイルス感染を経験し、ウイルス

感染の怖さと予防医学の重要性を再認識させられることになりました。

　自分の健康は自分で守る、という気持ちで自分でできる対策を日々行っていくことが大切かと思います。

そうした皆様の健康の手助けに、少しでも力になりますよう、職員一同これからも努めてまいりたいと思っています。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。高梁中央病院　院長　吉田 栄一